Snow Drop

花言葉は~希望を叶える~

パチンコはギャンブルです

   

私たち、ギャンブル依存症問題を考える会には、
「ツイ部」という部があって、Twitterを担当しています。
ツイ部では、世間で起こるギャンブルのニュースや、
自分達の体験や、独り言や、セミナーの実況中継など、
特にルールはなく、ゆるゆるとつぶやいています。

今日は、そのツイ部に小さな事件が起きました。
なんと現在夜中の2時過ぎですが、
あるつぶやきが66リツイートされているのです。

それはこんな内容のつぶやきです。
「悲しいご報告。
某地区の遊技連盟にギャンブル依存症対策活動費用のご協力をお願いしました。
すると返答は「パチンコはギャンブルではないので、
お宅の団体名にギャンブルと付く限りは絶対にどこもパチンコ業界は協力できない」
とのことでした。 ( ゚д゚)!?」

そうつい最近こんな出来事があり、
それをつぶやいたのです。

すると、あっという間にどんどんどんどんリツイートされていきました。
こんなことはもちろん初めてです。
これまで、せいぜい多くても10リツイート位しかないのに、
66リツイートです。

皆さんはご存知でしたか?
パチンコが法制上「ギャンブル」と認められていないことを。
だから「ギャンブル依存症対策」のテーブルにあがらないのだということを。

多くの国民はこのことをご存じありません。
ですから、この話をするとびっくりされます。
「えぇ~、だってギャンブルじゃない!?」
時にはお医者様や、大会社の社長さんでもびっくりされます。

そう、国民のだれもが知っているのです。
パチンコはギャンブルだと。

そして、そのことは当のパチンコ業界の皆さんもご存じだし、
もちろんそれを管轄している警察庁の方々もご存知です。
けれどもそれを知らないふりをしなくてはならないようなのです。

変な話だと思いませんか?
気がついていないとか、個人的価値観によって見方が違うとか、
判定できないとか、判断できないという次元の話ではなく、
皆が知っていることで、当事者団体も分かっていることなのに、
法制度が現実に即していないからという理由で、
法制度に合わせて、現実はないものにしようって・・・
それは無理な話じゃないですか。
だって国民はバカじゃないんですから。

そして、この無理を「やめたい」と思っている、
パチンコ業界の方だって沢山いることも事実です。
「会社では応援できないけど、個人的にね」と応援して下さった方は、
これまでにも沢山います。
「匿名で」とおっしゃって頂いたことも。

それに、パチンコ業界の方だって、警察関係の方だって、
ギャンブル依存症に罹患している人なんか沢山います。
「ある特定の人にだけ糖尿病が発症しない」
なんていうことがあるわけないのと一緒で、
どんな病気だって、職種を問わず平等に発症します。
だから当然ギャンブル依存症だって発症しています。
困っているのはお互い様なのです。

こんなバカバカしい法律、さっさと改正したら良いと思うんです。
誰のためにもなっていません。
もちろんパチンコ業界のためにも、警察の名誉のためにも。

これまで、大人気になった首相に、
小泉さんと菅さんがいます。
皆さんもご記憶にあると思いますが、
あの両首相は何故あんなに人気になったのでしょうか。

それは、これまで誰もが知っている真実を、
「ただ認めただけ」のことをしたからです。
小泉さんはハンセン氏病を、菅さんは薬害エイズの問題を。

簡単なことじゃないですか。
ハンセン氏病や薬害エイズよりも更に皆が知っています、
パチンコがギャンブルだってことは。

私たちは、ギャンブル業界と共存共栄の道を歩きたいと思っています。
反目しあうのではなく、補いあって、助け合っていきたいと。

パチンコ業界も警察業界も、必ずこう言います。
「依存症対策はすでにやっている」と。

そう!それも真実です。
確かに1民間施設が、電話相談をやっています。
ポスターをパチンコホールに貼ったりもしています。
でも、私たちはその対策費がいくらかも知っています。

パチンコ業界の売上高は約19兆円。
その粗利は少なく見積もって15%としても、3兆円以上です。
対策費が海外のギャンブル産業の拠出額からみたら、
最低でも1ケタ違います。

いえ、それでも公営ギャンブルの拠出額はゼロ円なのですから、
対策費が出ているだけでもマシと言えなくもありません。
ただ日本のギャンブル依存症の8割は、
パチンコ・パチスロ依存症です。

ギャンブル依存症の罹患者が536万人いるならば、
その問題で苦しんでいる家族は1500万人以上いるのです。
巻き込まれている子どもたちが何人いると思いでしょうか?

この問題の大きさから考えて、
そして社会に与えている影響から考えて、
1民間施設に対応しきれるものではありません。
事実対応しきれていないからこそ、
この問題が一向に解決していないのです。

相談窓口など多数あった方が良いに決まっているじゃないですか。
しかも啓発の方法も多数あった方が良いに決まっているじゃないですか。
私たちには私たちのネットワークがあり、
そして仲間を助けたいという情熱があります。
役に立てること間違いなし!自信があります。
なんでそんなにかたくなに突っぱねるのか?
私たちには全く理解ができません。

そして、業界が真摯に対応した方が、良いに決まっているし、
警察は「癒着」「天下り」と、不名誉なレッテルを貼られない方が、
良いに決まってるじゃないですか。
突っぱね続けて、社会の信用を落とし、批判にさらされているほうが、
よっぽど失っていくものが多い気がしますが・・・?

それに私は信じたいのです。
パチンコ業界さんも、警察関係の皆さんも、
本当はこんな法制度迷惑だと思っていると。

過去にどんな経緯があろうとも、
正直に生きること、良心に忠実に生きること、
そして「人と助け合おう」という、
人間の本能に忠実に生きることを選んだなら、
こんな嘘だらけの法制度下にあることを、
不快に思えてくるはずです。
人はパンのみに生きるものではないからです。

私たちの主張はシンプルです。
公営ギャンブル、パチンコ業界、
そして、もしカジノができるならカジノ業界
そういったギャンブル業界に対策費を拠出して頂く。
そして、医療や司法の方々と共に、
私たちの様な当事者団体が、同じ問題で苦しむ仲間を助けていく。

先日のNHKクローズアップ現代で、田辺先生がおっしゃっていましたが、
ギャンブル依存症者を作ることは簡単ですが、
回復させるしくみや、回復させる支援者を作ることは、
大変なことなのです。
その道は一つじゃないし、時間がかかります。

そして、ギャンブル依存症者を助けるキーマンは、
何と言っても家族なのです。
そして家族の悩み苦しみ、不安や恐れを取り除き、
変わる勇気を与え、助けていくことは、
私たちが一番の適任者です。

これからもちろんこのことを様々な方面から投げかけ、
このバカげた法制度、因習を変えて貰えるよう、
精一杯努力していきます。
見向きもされないことありますが、
応援団も現れ始め、ちょっと嬉しい動きもおこっています。

そして是非、パチンコ業界や警察内部からも、
変えていこう!という機運が盛り上がって下さるよう願っています。

人は不正直さ、そして利己的な人を嫌います。
他人が嫌うのではなく、そんな自分を自分が嫌うのです。
自分の良心に嘘をつき続ける生き方を嫌うのです。

私たちは待ち続けています。
パチンコ業界、公営ギャンブル業界から、
「助け合っていきましょう!」と声をあげて下さる方を。
「あのメーカーさんかな?」「あの財団かな?」
「ここなら可能性があるんじゃない?」と、
いつもワクワクしながら話し合っています。

そしてこちらの方も「話を聞きましょう」とおっしゃって下さる、
業界の関係者が、実は現れたのです。
残念ながら、パチンコ関係ではありませんが。

まだ全然どうなるか分かりませんが、
この業界の方にも、パチンコ業界と同じく、
ずっと何度もアプローチし、LOVEコールを送ってきて、
これもパチンコ業界と同じくずっと門前払いでした。
でも、今は変わった!
少なくとも門前払いじゃなくて、話を聞きましょうとなったんです。

それは多分、カジノ建設に全然反対していない私たちなのに、
カジノ問題の大きなネックが、ギャンブル依存症対策となったからだと思います。
時代の大きな後押しを感じるんです。

業界の中に沢山のしがらみがあって、
大人の事情と、お金の事情があることも良く分かります。
な~んにも持たない私たちほど、
自由ではいられないことも、理解できます。

でも、どんな問題もたった一人が「変わろう!」と思ったことから、
全ては始まると思っています。
カジノに手をあげているパチンコ業界の社長さんもいらっしゃるのですから、
この問題パチンコに指摘が入らないわけがありません。

業界の内部事情を良く知っている人ほど、
「それはなかなか難しい」と言います。

何も知らない企業人の皆さんは、
「ギャンブル業界もCSR活動で喜んでやるんじゃない?」と、
無邪気に簡単に言います。

どっちが時代の流れでしょうか?
どっちが良心に忠実でしょうか?
どっちが人を愛し、助け合うことになるでしょうか?
火を見るより明らかです。

簡単なことだと私たちは思っています。
きっとそうなる!と信じています。

だって人間て良いもんだもんね!

クリックしていただくとランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ
にほんブログ村


ギャンブル依存症 ブログランキングへ

ご支援お願いします。

 - 未分類

Comment

  1. あらお より:

    パチンコがギャンブルじゃないって驚きと、なるほどと感じました。疑問に思ってたことがあって、メディア(特に民放)でギャンブル依存症を取り上げるときに、競馬などのいわゆる公営ギャンブルは出てくるのにパチンコってのが出てこないことがあって疑問を持ってました。法的にパチンコがギャンブルに位置づいていないという理由があったんですね。余談ですが麻雀などは不法行為にあたるので全く出てこないですよね。
    日本はグレーゾーンが好きですね。パチンコをギャンブルと認めると違法になるから認めないんですね。そこには既得権益がありそこに群がる人々がいるから中々難しい。そう考えると原発の問題とにてますね。
    警察と業界の癒着だけでなく、政治、メディアも業界と癒着していて、だからこそグレーゾーンがあり、メディアもスポンサーに業界がいるので声高に言えない現実がありますね。
    業界とどう付き合っていくかが問題ですよね。パチンコをギャンブルと認めないと仰る限り難しいですよね。
    少し粗っぽいやり方として訴訟を起こすのも一つかも知れないですね。アメリカだときっと訴訟問題になってると思います。まぁ~これは最終手段ですがね。

    • 田中 紀子 より:

      あらおさん、コメントありがとうございました。
      公開が遅くなりすみません。
      そうなんですよ!私もこの活動を初めて、パチンコがギャンブルとカテゴライズされていないことを知り、
      大変驚いています。こんな建前論、誰のためにもなっていません。もちろんパチンコ業界のためにも・・・
      少しずつでも声を届けて、世論の力を借りて、現状を変えていきたいです。
      きっと、皆良い社会にしたいという願いは一致しているはずですから!
      あらおさん、これからも助言お願い致します。

  関連記事

gamblingaddction
地道な活動

昨日、日本経済新聞 九州・沖縄版さんに、福岡支部の活動を取り上げて頂きました。 …

59995
プライムニュース

すでに、FBやTwitterで何度もお知らせ致しますが、 ブログにも念のためUP …

12495163_967626839979121_7348367505509128707_n
シンポジウムのお知らせ

今年度より、児童虐待の早期介入システムの作成プロジェクトチームに 関わらせて頂い …