Snow Drop

花言葉は~希望を叶える~

立ち直らせる!?

   

本日、あるカジノ誘致を検討している自治体さんの、
勉強会に参加して参りました。

そこで、がっくりというか非常に残念なことがありました。
カジノの検討会なので、当然ギャンブル依存症についても触れているのですが、
その中で自助グループが紹介されていました。

そのこと自体は喜ばしいことですが、
「GA」つまり、ギャンブラー本人のための自助グループの説明に
なんと!
「強迫的ギャンブラーを立ち直らせるための活動内容」
と書かれておりました。

そもそもの日本語も???という記載ですが、
「立ち直らせる」という表記に愕然と致しました。

GAは、ギャンブル依存症という病気に罹患した仲間達が、
支え合いながら回復を継続させるグループです。
共通の問題を解決し、他の人たちの回復の手助けをする、
自助グループです。

対等な人間関係で、医者もカウンセラーも同席しません。
依存症者には、虐待などの心の傷を抱えた人も多くいます。
そういった傷を癒し、誰にも責められることのない、
安心安全の場所が必要なのです。
誰かを「立ち直らせる」という上から目線では、
依存症者は回復し続けられないのです。

そもそも「立ち直らせる」という言葉遣いに、
この行政さんがギャンブル依存症を「病気」と認識されているのか?
はなはだ疑問です。

IRを誘致なさりたい方々の、最大のネックはこの
ギャンブル依存症問題のはずです。
そのネックとなった一因には、
「この問題、病気の概念が正しく理解されていない」
ことがあげられるはずです。

おどろおどろしく、人間失格のように語られ、
なったら最後、もう取り返しがつかないように思われています。
ギャンブル場=悪のように語られるのは、
犯罪者、落後者製造工場のように思われているからだと思います。

ギャンブル依存症者は、悪人ではなく病人なのです。
病気の人に「病気から立ち直れ!」という言葉を投げかけるでしょうか?

依存症者は通常、ギャンブルの問題を解決することを、
「回復する」という言葉を使います。

偏見を取り除くことは、お役所のお仕事の一つであるはずです。
どうか是非、もう少しギャンブル依存症という病気を知って下さい。
勉強会など共催させて下さい。

もちろん、今日はしっかりと自治体さんにこの思いを伝えて参りました。
まずは対話を!そして正しい知識を踏まえて、
意見交換をさせて頂きたく存じます。

ギャンブル依存症は、回復できる病気です。
でも、その道のりは決して甘くはないのです。
宜しくお願い致します。

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