Snow Drop

花言葉は~希望を叶える~

初の新聞コラムです

   

4/2の毎日新聞さんに、私のコラムを掲載して頂きました。

これまで、新聞取材を受けさせて頂く機会は、何度かございましたが、
自分で書いたのは初めてです。
いかがでしょうか?

ネットで配信されていないようですので、
こちらに全文を掲載いたします。

ご一読頂ければ幸甚でございます。

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国はギャンブル依存症対策を

田中紀子 「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

祖父と父がギャンブラーという家庭に生まれ育ち、
ギャンブル依存症者の家族の辛酸を嫌というほど味わってきたのに、
結果としてギャンブラーの夫と結婚した……。
私のような例は特殊ではない。
多くの女性や子供たちがギャンブル依存の被害に巻き込まれているのだが、
「家の恥を外部に漏らしてはならない」「他人様に迷惑をかけてはならない」と
未解決のまま闇に葬られてきた。

 昨年2月、当事者と家族、特に女性や子供たちを積極的に助けて行こうと決意し、
一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」を旗揚げした。
この決意を苦楽を共にした仲間に投げかけると、
すぐに全国24都府県から賛同の声が上がり、支部ができた。
私たちならではの現場の声を、できるだけ多くのギャンブル依存症問題で困っている家庭に届けたい。
会の方針は、効果的で解決までの道のりが短くできる手法の伝授と、
予防教育の必要性の啓発と決まった。
 
ギャンブル依存症は、世界保健機関(WHO)でも認められた病気であり、
意志や根性や精神論で解決できるものではない。
ところが、未解明な部分が多く、効果的な対応策にたどり着くことができない。
病気の進行により、平気で嘘をつくようになり、
借金を重ねたあげく、時には家族や他人のお金に手を付ける。
人格にも変化が生じていく。

 家族は借金の尻拭いをし、本人を説得して立ち直らせようとして、
なすすべもなく巻き込まれていく。
この問題を解決するには、依存症の本人が問題に向き合えるようにすることだ。
家族が借金の肩代わりや世話焼きをやめる勇気が必要なのだ。
 
 ギャンブル依存症は一度かかると、回復までの道のりは決して平坦ではない。
海外では予防教育に力を入れており、一定の成果をあげている。
日本のギャンブル依存症は成人人口の4・8%(536万人)といわれるが、
海外は0・5~2%前後で、日本の罹患率が突出している。
折しも日本ではカジノ解禁が浮上している。
私たちはカジノの是非とは別に「ギャンブル依存症対策法案」の成立を求める活動も開始した。
予防教育を含め依存症対策の拡充は急務と考えている。
たとえば、ギャンブル依存症の回復施設に入るには月に15万円前後、
場合によっては20万円以上の費用が必要だが、保険などの公的制度が適用されない。
入寮期間は通常1年前後であり、借金の尻拭いで経済が破綻してしまった家族はあきらめざるを得ない。
入寮費を生活保護などを使って捻出できないかと求めても、
ギャンブル依存症の明確な基準や制度がないため、自治体の見解の格差に翻弄されている状況だ。
 
 高齢化した両親に自殺をほのめかしたり、暴れて金銭を奪ったりするような場合
でも、依存症患者を緊急保護させる制度もない。ギャンブル依存症が病気であり、
相談機関があることすら知られていないため、家庭内で抱え込み問題が重篤化し
ているのだ。ギャンブル依存症の深刻さを知り、国を挙げて対策に取り組んでほ
しい。

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